病院紹介

公益財団法人柏市医療公社 柏市立柏病院
〒277-0825千葉県柏市布施1-3
04-7134-2000

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診療受付時間

月曜 ─ 土曜 8:30〜11:00

※救急の場合はお問合せください。

お見舞い時間

月曜 ─ 土曜 13:30〜20:00  日曜 ・ 祝日 11:00〜20:00

薬剤科

ごあいさつ

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薬剤科には薬剤師、薬剤事務、薬剤クラークが所属しています。

私達は、医薬品の適正使用並びに医療における安全管理に貢献し、薬物治療の有効性、安全性の向上に努めています。安全な医療を薬学的に支えるために薬剤師各々の専門性を高め、他部門のスタッフと連携してチーム医療に積極的に参画しています。

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主な業務・取組み

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薬剤科には、薬剤科、医薬品情報室、治験管理室があります。

薬剤科の主な業務は、調剤業務、病棟業務、薬剤管理指導、チーム医療への参画、抗がん剤の混注、医薬品の在庫管理、長期実務実習生の受入れです。医薬品情報室は、医薬品の適正使用に関する各種情報の収集、整理、発信などの業務を、治験管理室は、治験に関わる事務手続きと治験薬管理などの業務を行っています。

当院の特徴として、外来処方箋を院内薬局で調剤しており、入院から外来まで一貫した薬学的管理を行っています。また、日本糖尿病療養指導士の資格を有する薬剤師が2名おり、院内の糖尿病ケアサポートチームに参加しています。ICT、NST、褥瘡委員会にも薬剤師が参加し活躍しています。

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薬剤科の仕事

調 剤

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お薬の処方は、処方オーダリングシステムによって医師の入力情報が薬剤科の調剤支援システムに直接送信されます。
相互作用、禁忌、重複投与などは入力時にコンピュータによりチェックされますが、薬剤師がさらに、処方の用法・用量が適正であるか、薬歴上の問題はないかを確認し、お薬を提供しています。特に心がけているのは、お薬が変わる時や中止になる時の根拠を電子カルテから読み取り、患者さんへ分かりやすくお伝えすることです。
散剤並びに水剤の調剤監査システム、1包化調剤に用いる自動錠剤包装機は電子カルテと連動しており、バーコードによって確認し、手入力によるヒューマンエラーを少なくしています。

注射調剤

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注射処方も電子カルテと連動した注射調剤支援システムで医師のオーダーを受けています。薬剤師は投与速度、投与量、内服薬との相互作用チェック、配合変化、禁忌などのチェックを行います。注射処方箋に従って注射薬を個人セットし、患者氏名、薬品名、投与量、投与速度、注意事項を記載したラベルを貼付して病棟に払い出しています。

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病棟業務

抗がん剤の混注

入院される患者さんが普段お飲みなっているお薬を、すべて確認させていただいております。そのお薬と当院から出されるお薬の飲み合わせなども確認しています。また病棟(一部)では、個別に入院患者さんと面談して、お薬の効能や副作用などについてお話しをしています。特に退院時には、自宅で正しくお薬が服用できるように飲み方や注意点などを説明しています。また、お薬に関する質問にもお答えしています。さらに、投与されている薬剤について、副作用、相互作用、用法・用量、検査値などのモニタリングを実施し、安全な薬物治療に貢献しています。

薬物血中濃度モニタリング

シミュレーション画面

モニタリング可能なすべての抗MRSA注射薬について初期投与設計を行い、主治医に投与量の提案を行っています。投与開始後は血液検査を実施してシミュレーションの検証を行い、主治医に報告しています。経験年数によって結果の誤差が生じないようにフローチャト化して投与設計の標準化を図っています。標準化の取り組みは日本環境感染学会で発表しました。

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抗がん剤の混注

抗がん剤の混注

薬剤師は、がん化学療法に関するすべての処方において、処方内容、投与量、投与期間などの処方監査を行い、プロトコールが遵守されているかをチェックしています。薬剤科内には安全キャビネットが設置され、抗がん剤のミキシング(混注)を行っています。

チーム医療への参画

DCSTカンファの様子

糖尿病ケアサポートチーム(DCST)、ICT、NST、褥瘡委員会へ薬剤師を派遣しています。特に、糖尿病教育への参画に力を入れており、日本糖尿病療養指導士の2名はDCSTのスタッフとして2週毎に糖尿病患者さんへの集団指導を行い、多職種合同カンファレンスに参加しています。
また、ICT、NSTでは週に1回の院内ラウンドを行っています。薬剤師の専門性を活かし、感染対策や栄養管理に貢献しています。がん化学療法についても、医師、看護師、薬剤師、検査技師が協力して安全な治療を行えるように取り組んでいます。

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お薬外来

お薬外来

手術の前には、服薬を中止しなければならないお薬があります。薬剤師が手術の決まった患者さんと入院以前に面談し、当院から処方されたお薬や他院で出されたお薬を確認して主治医に報告しています。お薬を中止する指示があれば、薬剤師から患者さんにお伝えしています。お薬手帳や薬品情報提供書並びに患者さんからのお話は貴重な情報源です。

長期実務実習生の受入れ

抗がん剤の混注

認定実務実習指導薬剤師の資格を有する薬剤師が3名います。実習生の指導については、指導薬剤師を中心にしてすべての薬剤師が担当し、コア・カリキュラムに従って当院の特徴を活かした指導を行っています。実習終了時には実習生による症例発表会を行っています。

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医薬品在庫管理

医薬品在庫管理

薬剤科では、院内で使用するすべての医薬品の購入と供給を行っています。医薬品在庫管理システムが電子カルテと連動しているため、日々の医薬品使用量を把握することが可能です。そのデータを基に適正な在庫量を保つように努めています。血液製剤、麻薬については電子カルテと連動した専用の管理システムが導入されています。

医薬品情報の提供

薬剤師1名が担当していますが、原則として薬剤師全員が情報を提供出来るようにしています。
院内からの問い合わせへの回答を行っています。電子カルテ上の薬剤科ホームページには、医薬品関連や疾患関連、Q&Aなどを掲載したDrug Informationをアップし、院内に向けて情報を発信しています。新薬やチーム医療に関わる勉強会の企画も行っています。

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治験管理

当院では、新薬の発展に貢献するため平成19年より治験を行っています。治験管理室は、薬剤師1名と薬剤事務1名が担当しています。
治験管理室では治験実施のための手続きを始め、治験薬の管理や保管を行っています。治験業務に関しては、治験施設支援機関(SMO)と協力して行っています。
また、製造販売後調査、特定使用成績調査、副作用報告などの受諾管理を行っています。

患者さまへ

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薬剤科では、患者さまに安心してお薬を服用していただくために、分かりやすく正しい情報を提供することを心がけています。お薬の飲み方や使い方、効能など、お薬のことでお困りのことや分からないことがございましたら、いつでも薬剤科スタッフにお問合せください。

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